練馬 インターナショナルスクール 英語学童保育 / 中野・杉並・豊島

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2019.01.24

比べず、焦らず、個性を伸ばす

大抵の親は子供が周りの同世代の子と比べて成長が早いと安心し、遅いと悩んでしまいます。しかし子供の成長過程は個々に異なり個人差が大きいので、比べず、焦らず育てる事が子供の健やかな成長には大変重要です。子供の身長の伸びが遅い場合、心配はしますが、「早く伸びなさい」と子供を叱ったり、プレッシャーを与えることはしません。しかし脳の中は見えないためか読み書き計算などの学習や運動能力は早熟で早くからできる子と比較し焦ってしまい無理強いさせてしまう事が多く見られます。しかし脳や運動神経の成長も身長と同様、遺伝や成長する時期やスピードに個人差があるのです。できないことを無理強いすることは脳に負の刺激を与えることになり、自信を失わせ、脳を萎縮させることになります。先取り学習は親の安心のためにやりがちですが「まだできない子」に無理強いしてはいけないのです。子供が楽しんで取り組んでいるかどうかを重視し、タイミングには注意が必要です。これは学習に限らず、自転車、鉄棒、縄跳びやスイミングなどの運動面も同様で、子供が興味を示したタイミングで与えてあげる事が大事です。親ができることは子供が興味を持つように好奇心を育ててあげることです。たくさんの絵本を読み聞かせしていれば、文字に興味を持つかもしれませんし、自転車に乗れる友達を見て自分も乗れるようになりたいと言い出すかもしれません。子供がやりたいと思ったタイミングで機会を与えてあげる事が出来れば、驚くほどグンと伸びるものです。

 

人間の脳に備わっている機能に関してはとても奥が深く、科学者や研究者が人間の驚異的な脳機能のメカニズムを研究し明らかになっていることはたくさんあります。なかなか多くを理解することは難しいと思われますが、私が子育て心理研究所で学び、すっと納得し心に入ってきた教示があります。それは親が与える正と負の刺激によって子供の脳に影響を与え、その後の人格や個性が形成されていくというものです。親が子に与える刺激は大変重要で、その後の人生を幸せに過ごせるか、トラウマを抱えて苦しんで生きていくかが大きく左右されるということなのです。最近「毒親」という言葉をよく耳にします。「子供の人生を支配し、子供に害を及ぼす親」を指す言葉とのことですが、良かれと思って子供に厳しく接していた事で子供の脳や心を傷つけ、萎縮させ、さらには毒親呼ばわりされてしまうことほど悲しいことはないでしょう。子供の個性や成長のスピードを見極め、比べず、焦らず、脳機能の成長プログラムを信じ、適切な時期に適切な正の刺激を与え、子供の健やかな成長、優れた能力を守り育む子育てが大事だという事がわかりました。

 

子育てに悩むお母さんたちの多くは、「子供が健康に育ってくれれば良い。」とは言いながらも、他の子と比べて足りないところばかりが気になり悩んでしまいがちです。ダメな事ばかりをついつい言ってしまうと、子供は自信を失い存在を否定されているのかと思ってしまいます。

 

自分は家族にとって大切な存在、周りから必要とされているという感覚を育む事が自己肯定感を育てる上で何よりも大事です。あれもこれも出来ないダメな子と思うと自己肯定感が低くなりだんだんと無気力などの症状が出てきたり、問題行動を起こすようになってしまうのです。

 

子供の気になる行動を違う目線で見てみると、なぜか輝いて見えるのが不思議です。例えば私のスクールでは2歳児から母子分離をしてお預かりしますが、毎年4月になると慣らし保育で新入生を迎え入れる初日はお母さんと離れて大号泣です。大抵は数日で慣れ、数分泣いてもその後は楽しむようになりますが、毎年なかなか慣れずに時間のかかる子が1~2名います。自分の子だけ何故慣れないのだろうと初めての子育てお母さんは悩んでしまいますが、「慣れるのに時間のかかる子はとても粘り強い子で将来、勉強ができるようになる子に多いんですよ。」と言ってあげます。これは作り話ではなく、私たちが数多くの号泣する新入生のその後を見てきた事実ですので自信を持って言っています。するとお母さん達の表情はパッと笑顔に変わり明るくなります。

 

同じように、例えば何事も動作が遅い子は物事にじっくり取り組むタイプかもしれないし、言う事を聞かない子は自分の強い意思を持っているタイプかもしれません。子供の個性を違う視点から見ると、個性を否定したり叱って変えようとする事自体がとてもナンセンスな事だとわかると思います。個性を認めて理解し、その個性を良い方向に最大限引き出してあげる事が親の役割なのだと思います。

 

親が神経質になり過ぎず、親の価値を押し付けず、他の子と比べず、出来ないことも個性として認めてあげることで、子供は自分にないものを嘆くことなく、他人を妬むことなく、自尊心を高め、困難にぶち当たっても乗り越える力が育つのです。親の愛によって形成される、その力こそが生きていく上で最も大切な力になるのです。

 

私は娘のADHDの診断を受けた時、娘が将来生きていく上で「生きづらさ」を感じ社会生活が困難になるのではないかと第一に心配しました。しかしADHDの特性を勉強する中で、同じADHDでありながら天才や英雄と呼ばれ成功を収めている人がいること、またそうでない人に分かれることがわかりました。何故、社会に適応しにくい人と優れた業績を残す人に分かれるのでしょう。このような特性を持つ子どもの子育ては環境や親、周囲の理解により大きく左右するという事がわかりました。ADHDの脳には驚くべき秘められた能力があり、その脳の仕組みにより、好奇心旺盛で柔軟かつ創造的、また興味のあることには取り憑かれたように没頭するという特性があるというのです。しかしそのような特性を発揮するには個々の個性や特性を十分尊重した教育が非常に大切で学校教育のような画一的な教育ではADHDの子供は問題児扱いされ能力に偏りが見られることから理解されにくく、いじめられたり、思うようにいかず、劣等感を感じ、自尊心を失ってしまう事が有るというのです。逆にこの特性を活かしてあげる周囲の理解があると天才的な才能が育っていくというのです。

 

私の娘は3歳からバレエを習っていて、プロになりたいと頑張っていました。中学1年生の時、発表会で黒鳥のグランパドドゥという大役を踊らせていただくチャンスに恵まれた時、娘の通っているインターナショナルスクールの中学の校長先生と特別支援クラスの先生が発表会を是非観たいと来てくださり、娘の踊りに大絶賛してくださいました。校長室には娘のバレエの写真を飾ってくださったり、その後の発表会にも来て下さったり、娘の活躍をずっと応援し続けてくださいました。このことは娘にとって大きな自信に繋がり、出来ないことが多かったであろう学校生活もその頃から劇的に良い方向に好転していきました。このような先生方の暖かいサポートは私たち家族にとっては感謝の気持ちでいっぱいで言葉では言い表せないほどです。このようにアメリカの教育ではADHDなどの子どもに対する理解がとても深く、できることに焦点を当ててあげ、とにかく褒めて自尊心を育ててくれます。アメリカ人の親もまたこのような個性を持って生まれてきた子供を他の子と違う才能を持っている「ギフト(天賦の才能)」として誇りに思って子育てをしています。私も今では悩んでいた頃のことが嘘のように、自分には無い娘の過集中や才能を誇りに思い、才能がいつか開花するのでは?とワクワクし、色々とやらかす不思議な行動も笑って楽しめるようになりました。

 

トーマス・エジソン、坂本龍馬などの偉人達の周囲には彼らのADHD的な個性を否定せずに暖かく見守り、良き理解者となりサポートする家族の存在が見えてきます。周囲の支えが彼らを反社会的な人間にせず、才能を開花させることになったという事がわかりました。エジソンは後に「私を作り上げたのは母だった。」と語っていたそうですが、何度も小学校を退学になっても、エジソンを信じ、愛し、サポートし続けた母の姿には感動しました。

 

出来ないことを責めずに、個性を無理に強制することなく、ありのままの子供を愛し、信じて、のびのびと育てる育児法は発達障害でない子供にとっても当てはまる子育ての大事な基本だという事を学ぶ事ができました。しかし親の意識改革だけでなく学校教育でも子供を平均化し型にはめるような教育の在り方や、人と違うことを恐れる日本人の潜在意識が変わっていかないことには、個性が大事と言われてはいても、個性を育てるのはまだまだ難しい世の中なのかもしれません。

英語で学び、英語で遊ぶ。トゥインクルスターインターナショナル

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