練馬 インターナショナルスクール 英語学童保育 / 中野・杉並・豊島

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2019.09.17

比べず、焦らず、個性を伸ばす

以前の私もそうでしたが、大抵の親は子供が周りの同世代の子と比べて成長が早いと安心し、遅いと悩んでしまいます。しかし子供の成長過程は個々に異なり個人差が大きいので、比べず、焦らず育てる事が子供の健やかな成長には大変重要です。子供の身長の伸びが遅い場合、心配はしますが、「早く伸びなさい」と子供を叱ったり、プレッシャーを与えることはしません。しかし脳の中は見えないためか読み書き計算などの学習や運動能力は早熟で早くからできる子と比較し焦ってしまい無理強いさせてしまう事が多く見られます。しかし脳や運動神経の成長も身長と同様、遺伝や成長する時期やスピードに個人差があるのです。できないことを無理強いすることは脳に負の刺激を与えることになり、自信を失わせ、脳を萎縮させることになりかねません。先取り学習は親の安心のためにやりがちですが「まだできない子」に無理強いしてはいけないのです。子供が楽しんで取り組んでいるかどうかを重視し、タイミングには注意が必要です。これは学習に限らず、自転車、鉄棒、縄跳びやスイミングなどの運動面も同様で、子供が興味を示したタイミングで与えてあげる事が大事です。親ができることは子供が興味を持つように好奇心を育ててあげることです。たくさんの絵本を読み聞かせしていれば、文字に興味を持つかもしれませんし、自転車に乗れる友達を見て自分も乗れるようになりたいと言い出すかもしれません。子供がやりたいと思ったタイミングで機会を与えてあげる事が出来れば、驚くほどグンと伸びるものです。

 

人間の脳に備わっている機能に関してはとても奥が深く、科学者や研究者が人間の驚異的な脳機能のメカニズムを研究し明らかになっていることはたくさんあります。なかなか多くを理解することは難しいと思われますが、私が子育て心理研究所で学び、すっと納得し心に入ってきた教示があります。それは親が与える正と負の刺激によって子供の脳に影響を与え、その後の人格や個性が形成されていくというものです。親が子に与える刺激は大変重要で、その後の人生を幸せに過ごせるか、トラウマを抱えて苦しんで生きていくかが大きく左右されるということなのです。子供の個性や成長のスピードを見極め、比べず、焦らず、脳機能の成長プログラムを信じ、適切な時期に適切な正の刺激を与え、子供の健やかな成長、優れた能力を守り育む子育てが大事だという事がわかりました。

 

子育てに悩むお母さんたちの多くは、「子供が健康に育ってくれれば良い。」とは言いながらも、他の子と比べて足りないところばかりが気になり悩んでしまいがちです。ダメな事ばかりをついつい言ってしまうと、子供は自信を失い存在を否定されているのかと思ってしまいます。

 

自分は家族にとって大切な存在、周りから必要とされているという感覚を育む事が自己肯定感を育てる上で何よりも大事です。あれもこれも出来ないダメな子と思うと自己肯定感が低くなりだんだんと無気力などの症状が出てきたり、問題行動を起こすようになってしまうのです。

 

子供の気になる行動を違う目線で見てみると気にならなくなるのはとても不思議です。例えば私のスクールでは2歳児から母子分離をしてお預かりしますが、毎年4月になると慣らし保育で新入生を迎え入れる初日はお母さんと離れて泣いてしまいます。大抵は1週間ほどで慣れ、数分泣いてもその後は楽しむようになりますが、なかなか慣れずに時間のかかる子も数名います。自分の子だけ何故慣れないのだろうと初めての子育てお母さんは悩んでしまいますが、慣れるのに時間のかかる子は、周囲の事を良く理解していて頭が良く、とても粘り強い子で将来は勉強などにも粘り強く取り組む子が多い傾向にあるというお話をするとお母さん達の表情はパッと明るくなります。

 

同じように、例えばゆっくり行動する子は慎重で思慮深く、また親の言う事をなかなか聞かない子は自分の強い意思を持っているタイプかもしれません。子供の個性を違う視点から見てみると、短所にも長所にもなり得るのです。個性は変えることはなかなか難しいので、理解し認めてあげて、その個性を良い方向に最大限引き出してあげる事が親の役割なのだと思います。

 

親が神経質になり過ぎず、価値観を押し付けず、他の子と比べず、出来ないことも個性として認めてあげることで、子供は自分にないものを嘆くことなく、他人を妬むことなく、自尊心を高め、困難にぶち当たっても乗り越える力が育ちます。

親の愛によって形成される、その力こそが生きていく上で最も大切な力になるのです。

英語で学び、英語で遊ぶ。トゥインクルスターインターナショナル

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